タイヤ
タイヤが摩耗・損傷していたり、適正な空気圧でないと、安全な走行ができず乗り心地も損なわれます。
日常的に点検を行ってください。
タイヤの点検項目
安全な走行のため、タイヤの点検は次の項目を点検してください。
詳細は別冊のメンテナンスノートをお読みください。
タイヤ空気圧
-
すべてのタイヤの空気圧を点検してください。
-
タイヤの指定空気圧は運転席ドアの開口部に表示してあります。
- タイヤの空気圧は自然に少しずつ低下します。月に一度はタイヤエアゲージを使用して点検してください。
- タイヤ空気圧の点検は、走行前のタイヤが冷えているときに点検・調整してください。
- タイヤ側面の厚みが薄いタイヤは、空気圧が減っていることを目視で確認することが困難なため、必ずタイヤエアゲージを使用して点検してください。
- 走行直後はタイヤ空気圧が約1割上がることがあります。
タイヤの亀裂・損傷の有無
- タイヤの接地面や側面に著しい亀裂や損傷および針などの異物が刺さっていないか点検してください。
タイヤの溝の深さ、異常な摩耗
-
タイヤの溝の深さが十分であるか、ウェアインジケーター(摩耗限界表示)が表れていないか点検してください。
- タイヤが摩耗して接地面とウェアインジケーター(摩耗限界表示)が同じ高さになったらタイヤを交換してください。
タイヤ・ロードホイールを交換するときは
- タイヤ交換をするときは、三菱自動車販売会社にご相談ください。
- タイヤを交換するときは、4輪とも同時期に行い、必ず指定サイズで同一の銘柄、パターン(溝模様)のタイヤを取り付けてください。
- タイヤサイズは運転席ドア開口部のタイヤ空気圧表示を参照してください。
- ロードホイールを交換するときは、必ず指定サイズで同一種類のロードホイールを取り付けてください。
ロードホイールのサイズは巻末のサービスデータに記載してあります。
- ロードホイールは、リムサイズやインセットが同じでも、他の車のものは使えない場合があります。お手持ちのものをご使用になるときは、三菱自動車販売会社にご相談ください。
- アルミホイール★には荷重制限がありますので、交換するときは三菱自動車販売会社にご相談ください。
- タイヤやロードホイールを交換したときは、ホイールバランスを確実に取ってください。
- バルブキャップは三菱自動車純正品を使用してください。三菱自動車純正品以外のバルブキャップを使用すると腐食して固着し、外れなくなる場合があります。
- バルブキャップは工具などを使用して締め付けると、破損するおそれがあります。
- ホイールナットの締め付けトルクは、98N・m(10kg・m)です。
タイヤローテーションのしかた
左右それぞれで、前後タイヤの交換を行ってください。タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命を延ばすために、約5,000kmごとにタイヤのローテーション(位置交換)を行うことをおすすめします。

- タイヤの位置交換と同時に空気圧も点検してください。
- タイヤの位置交換については、三菱自動車販売会社にご相談ください。
タイヤに関する注意事項
- タイヤの空気圧が不足したまま走行しない。
気温や高度の変化により、タイヤの空気圧は変化します。タイヤの空気圧が不足したまま走行すると、バースト(破裂)するなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。
- 5~7年を目安に必ず点検する。
タイヤはゴム製品のため、徐々に劣化します。引き続き使用する場合は安全走行を確保するため、必ず点検を受けてください。点検については三菱自動車販売会社へご相談ください。 - 指定サイズ以外のタイヤ・ロードホイールは絶対に取り付けない。
不適合なタイヤ・ロードホイールを取り付けると、安全性が損なわれ、思わぬ事故につながるおそれがあります。 - タイヤを交換するときは、4輪とも同時期に行い、必ず指定サイズで同一の銘柄、パターン(溝模様)のタイヤを取り付ける。
径が異なるタイヤを装着すると車の機構に無理がかかり、重大な故障につながります。また、アクティブスタビリティコントロール[ASC]システムが正常に作動しないことがあります。次のようなタイヤの装着はしないでください。- 摩耗差の大きいタイヤの装着
- 前輪または後輪だけに冬用タイヤを装着
- サイズや種類の異なるタイヤを個々に装着
- 著しく摩耗差のあるタイヤや空気圧が規定値と著しく異なるタイヤを装着しない。
車の性能が十分に発揮できなくなり、安全性を損なったり故障の原因になります。