パワーウインドウ
<パワースイッチ>がONのときに操作できます。
パワーウインドウの注意事項
- 乗員の操作を含めすべての窓ガラス開閉操作は運転者に責任があるため、次のことを必ず守る。
- 走行中は顔や腕、物などを車外に出さないでください。車外の物に当たったり、急ブレーキ時に重大な傷害につながるおそれがあります。
- 窓ガラスを開閉するときは、窓から手や顔などを出したり、故意に挟み込み防止機構を働かせたりしないでください。手や顔、腕などを窓ガラスに挟まれたり巻き込まれたりすると、重大な傷害につながったりするおそれがあります。
- お子さまにはパワーウインドウを操作させないでください。重大な傷害につながるおそれがあるため、<パワーウインドウロックスイッチ>を押し込んでください。
- 窓ガラスを開閉するときはお子さまに声をかけ、手や腕などが窓ガラス付近にないことを確認してから操作を行ってください。
- 車から離れるときは<パワースイッチ>をOFFにし、キーとお子さまを車室内に残さないでください。いたずらなどの誤った操作によって思わぬ事故につながるおそれがあります。
- 指などを挟まれないように注意する。
窓ガラスには挟み込み防止機構がありますが、窓ガラスを確実に閉めるため、閉め切る直前の部分では挟み込みを感知できない領域があります。
パワーウインドウの開けかた、閉めかた
運転席のスイッチで、各席の窓ガラスの開閉ができます。助手席のスイッチおよび後席のスイッチでは自席の窓ガラスの開閉ができます。


開けるには
- スイッチを軽く押すと、押している間だけ開きます。
閉めるには
- スイッチを軽く引き上げると、引き上げている間だけ閉まります。
自動開閉するには
運転席の窓ガラスはワンタッチで自動開閉できます。
- スイッチを強く押すと全開します。
- スイッチを強く引き上げると全閉します。
- 途中で止めたいときは、スイッチを操作した反対側に軽く押すか引き上げます。
開閉操作をロックするには
お子さまが誤って窓ガラスを開閉することを防止できます。
- <パワーウインドウロックスイッチ>を押し込むと、運転席以外の窓ガラスの開閉ができなくなります。
- スイッチを押し戻すとロックが解除されます。
キーOFF後作動機構
- 運転席の窓ガラスは、<パワースイッチ>をOFFにしたあとでも、約15分間は開閉することができます。ただし、その約15分間に運転席ドアまたは助手席ドアを開けると、窓ガラスの開閉はできなくなります。
挟み込み防止機構
- 窓ガラスを閉める前に乗員の手や顔などが窓から出ていないことを確認する。
挟み込み防止機構を解除すると、自動開作動と挟み込み防止機構が作動しません。確認せずに窓ガラスを閉めると重大な傷害につながるおそれがあります。
- 運転席の窓ガラスをワンタッチで閉めているとき、車体と窓ガラスの間に異物が挟まると、窓ガラスの上昇が停止し、自動で少し開きます。
- 環境や走行条件により、異物を挟んだときと同じような衝撃や荷重が窓ガラスに加わると、挟み込み防止機構が作動することがあります。
- 故障などで挟み込み防止機構が作動してしまい、窓ガラスを自動で閉めることができないときは、スイッチを上側へ引き続けて閉めてください。
正常に作動しないとき
運転席窓ガラスのワンタッチ開閉、挟み込み防止機構、キーOFF後作動機構が正常に作動しないときは、次の操作を行い初期設定してください。
- パワーユニットを始動します。
- スイッチを押して、窓ガラスを全開にします。
- スイッチを引き上げ続け、窓ガラスが全閉して3秒以上たってから手を離します。
- 正常に作動することを確認し、正常に作動しないときは、早めに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
- 初期設定を行うときは、ドアを閉めて操作してください。