尿素SCRシステム(AdBlue®の関連システム)

AdBlue®はドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。

尿素SCRシステムは、高品位の尿素水(AdBlue®)を使用して、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)を低減させる装置です。
尿素水(AdBlue®)は燃料と同様に、走行に伴い消費されるため、走行距離に応じて補給が必要です。

尿素水(AdBlue®)残量警告

警告灯

警告表示

走行可能距離が約2,400km以下になると、マルチインフォメーションディスプレイ内のインフォメーション画面に残量警告が表示されます。尿素水(AdBlue®)の残量に応じて、段階的に残量警告とおおよその走行可能距離が表示されます。また、同時にメーター内の警告灯が点灯または点滅します。
警告が表示されたら、ただちに補給してください。もしくは、三菱自動車販売会社で点検、補給を受けてください。

  • 尿素水(AdBlue®)の残量がなくなり、走行可能距離表示が0kmになると、エンジンの再始動ができなくなります。
  • 尿素水(AdBlue®)の取り扱いには注意が必要です。尿素水(AdBlue®)は三菱自動車販売会社での補給をおすすめします。

尿素SCRシステム警告

警告灯

警告表示

システムに異常があるときは、その状態により、マルチインフォメーションディスプレイ内のインフォメーション画面に警告が表示されます。また、同時にメーター内の警告灯が点滅します。
警告が表示されたら、ただちに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。

  • 尿素SCRシステム警告灯と警告画面が表示されてから約600kmでエンジンの再始動ができなくなります。
  • システムに異常があるときは、エンジン警告灯が同時に点灯する場合があります。