SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)

SOSコールとは、急病・犯罪・事故などの緊急時に警察・消防・医療機関への連絡を補助するサービスです。

  • SOSコールのご利用は、MITSUBISHI CONNECTのご契約と、車両側の初期設定が必要です。MITSUBISHI CONNECTのご契約後は、三菱自動車販売会社で初期設定を完了してください。
  • SOSコールサービスご契約中に車両を手放す場合は、MITSUBISHI CONNECTの退会を行ってください。
  • SOSコールのサービス提供は、(株)日本緊急通報サービスからのものです。
  • 本システムは、オープンソースを使用したソフトウェアを実装しています。ライセンスについては、次のWebサイトを参照してください。
    http://opensourceautomotive.com/IC/tZ7T3eE6AiV4/

SOSコールについて

エンジンスイッチの電源モードがONのとき、SOSコールスイッチを押すことでSOSコールを開始できます。また、事故発生時(運転席SRSエアバッグ、助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ展開時)には自動でSOSコールを開始します。
SOSコールスイッチは、マップランプ周辺にあります。
  • SOSコールは無線通信機能を利用しているため、医療電気機器の動作に影響を与える場合があります。植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器を使用している方、またはそれ以外の医療電気機器を使用されている方は、医療電気機器製造業者などに確認してからご使用ください。電波が医療用電気機器の作動に影響をおよぼすおそれがあります。
  • 車両の登録ナンバーを変更するときはMITSUBISHI CONNECTのご登録情報を変更してください。SOSコールご利用時、会員登録上の車両のナンバーと実際の車両のナンバーが一致しない場合、救急隊員の到着が遅れるおそれがあります。
  • 救急車両は車両位置/車種/車体色/登録ナンバーを基に現場の通報車両を特定します。元の車体色が分からなくなるほど塗り替えをしてしまっていると、救急車両の到着が遅れるおそれがあります。
  • SOSコールは携帯電話と同様のデータ網を使用するため、圏外エリア(トンネル内、地下駐車場など)や電波の届きにくい場所(山間部)ではご利用できないおそれがあります。
  • SOSコールは車載された通信機を使用するため、お客様の携帯電話がなくてもご利用できます。

SOSコールを使用するときは

  1. エンジンスイッチの電源モードをONにします。SOSコールスイッチのインジケーターが赤色・緑色ともに点灯し、約5秒後に緑色のみ点灯を続けます。
    SOSコールスイッチのインジケーター点灯パターン

    走行中の場合は車両を安全な場所に止めます。

    • 走行中は、安全な場所に停車してからSOSコールの操作を行ってください。走行中での操作は、思わぬ事故につながるおそれがあります。
    • 次の場合は、すみやかに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
      • エンジンスイッチの電源モードをONにしても、インジケーターが赤色・緑色ともに点灯状態にならないとき。
      • インジケーターが赤色・緑色ともに点灯してから約5秒後、赤色のインジケーターのみ点灯しているとき。
        SOSコールスイッチのインジケーター点灯パターン
    • インジケーターが赤色・緑色ともに消灯している場合は、電波環境のよい場所まで車両を移動させてください。
      SOSコールスイッチのインジケーター点灯パターン
    • SOSコールを使用中は、エンジンをかけたままにしてください。エンジンを停止すると通信が遮断されます。
  2. SOSコールスイッチのカバーを押して開きます。

  3. SOSコールスイッチを約1秒間押します。
    緑色のインジケーターが点滅し、オペレーターにつながります。
    • SOSコール開始後は通話のキャンセルはできません。いたずらや機能確認など、緊急の場合以外でSOSコールスイッチを押さないでください。
  4. SOSコールサービスのオペレーターと通話します。
    状況に応じてオペレーターからの折り返し、もしくは公共機関(警察•消防•医療機関)からの通話着信があります。着信時は自動で音声接続します。

    • SOSコールサービスのオペレーターや公共機関との通話中は、車両側から通話を終了させることはできません。
    • 通話中の音声は、ボリュームを変更することができません
    • 通話中は、マップランプにあるマイクに向かって話してください。
  5. 通話が終了したら、カバーを戻し、ロックするまで押します。

SOSコールスイッチのインジケーター点灯パターン

SOSコールスイッチには、システムの状態を表すインジケーターがあります。

  • 緑色のインジケーターは、SOSコールの利用可能を表し、赤色のインジケーターは、システムの状態を表しています。
インジケーター点灯パターン システム状態 状態説明または対処方法
赤色 緑色

(消灯)

(消灯)
システムOFF
サービスエリア外
  • システムがOFFの状態です。
  • エンジンスイッチの電源モードをONにすると電源が入ります。エンジンスイッチの電源モードをONにしても、インジケーターが赤色・緑色ともに点灯状態にならないときは三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
  • 電波環境が悪く、SOSコールを開始できない状態です。
    車両を電波環境のよい場所へ移動させてください。

(点灯)

(点灯)
システムON通知
  • システムがONになったことを知らせます。
  • システムがONになると、約5秒間点灯します。
  • 車両の初期設定が完了していないと点灯を続けます。

(消灯)

(点灯)
SOSコール開始可能
  • SOSコールを開始できる状態です。

(消灯)

(点滅)
SOSコール利用中
  • オペレーターと通話中の状態です。

(点灯)

(消灯)
システム異常
SOSコールサービス契約なし
  • システム異常またはSOSコールサービス契約がなく、サービスを正常に提供できない状態です。すみやかにサービスの利用契約期限をご確認いただき、三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
  • SOSコールスイッチの赤色のインジケーターが点灯していても、SOSコールを開始することができます。ただし、発生している異常によっては、音声通話や救急車両の案内を正常に行えないことがあります。すみやかに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。