内装品のお手入れ

  1. 電気掃除機などでほこりを取り除きます。
  2. ガーゼなどの柔らかい布に、中性洗剤を薄めた水溶液を含ませて、軽く拭き取ります。
  3. 真水にひたした柔らかい布を固くしぼって、洗剤をきれいに拭き取ります。
  4. 水分をよく拭き取り、風通しのよい日陰で乾燥させます。
  • シリコンやワックスを含むクリーナーや保護剤を使用しないでください。
    変色の原因になったり、インストルメントパネルなどに使用すると使用箇所がウインドウガラスに映り込み、視界の妨げになるおそれがあります。
    また、各種スイッチなどに付着すると電装品の故障につながるおそれがあります。
  • 見えにくい場所や狭い場所のお手入れをするときは、手袋などを使用して、手にけがをしないよう注意してください。
  • ベンジン、ガソリンなどの有機溶剤や酸またはアルカリ性の溶剤は使用しないでください。変色やしみ、割れの原因になります。
    また、各種クリーナー類にはこれらの成分が含まれているおそれがありますのでよく確認の上、使用してください。
  • ブラシ、合成繊維類、固い布、乾いた布やウェットティッシュは使用しないでください。使用すると表面を傷つけたり、変色するおそれがあります。
  • 液体芳香剤は、こぼれないよう容器を確実に固定してください。
    また、インストルメントパネルの上やランプ類、メーターの近くには置かないでください。
    含まれる成分によって樹脂部品や布材の変色、ひび割れを起こすおそれがあります。
  • ガラスの内側を清掃するときは、電熱線を傷つけないよう電熱線に沿って柔らかい布で拭いてください。

本革のお手入れ

  1. ガーゼなどの柔らかい布に、ウール用中性洗剤の5%水溶液を含ませて、汚れを拭き取ります。
  2. 真水にひたした柔らかい布を固くしぼって、洗剤を拭き取ります。
  3. 乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、風通しのよい日陰で乾燥させます。
  • 水をこぼしたり、雨などでぬれたときは、乾いた柔らかい布で早めに水分を拭き取ってください。
  • ナイロンブラシ、合成繊維類で強くこすると表面を傷つけるおそれがあります。
  • 本革の汚れはカビなどの原因となります。油汚れなどは、早めに落としてください。
  • 直射日光に長時間さらすと表面が日焼けしたり、硬くなって縮むことがあります。できるだけ日陰に駐車してください。

シートベルトのお手入れ

  1. ガーゼなどの柔らかい布に、中性洗剤の2.5%水溶液を含ませます。
  2. ベルトを軽くたたくようにして汚れを拭き取ります。
    またリングに汚れが付着している場合は、この汚れを拭き取ってください。
  3. 真水にひたした柔らかい布を固くしぼって、洗剤を拭き取ります。
  4. お手入れのために引き出したベルトを巻き取らせる前に、十分に乾燥させ、水分が残っていないことを確認してください。
  • ベルトやリングが汚れている場合や、ベルトがスムーズに巻き取られなくなってきたときに、清掃を実施してください。