点検・整備をするときは

点検・整備をするときは、以下のことに注意して作業してください。

  • 点検・整備をするときは、必ず車両から充電コネクターを取り外し、パワースイッチの電源モードがOFFになっていることを確認してから行ってください。
  • エンジンルーム内では高電圧部位に触れないでください。高電圧を発生する部品および高電圧の配線(オレンジ色)ならびにそのコネクターの取り外し、分解などは絶対に行わないでください。また、普通充電ケーブル、普通充電コネクター、プラグ、コンセントの分解は絶対に行わないでください。感電など、命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあります。
    これらの部位には取り扱い上の注意を記載したラベルが貼り付けてありますので、ラベルの指示に従ってください。必要な整備については、三菱自動車販売会社へ依頼してください。
  • リヤシートの足元にあるサービスプラグには、絶対に触らないでください。サービスプラグは車両を修理するときなどに、三菱自動車販売会社で駆動用バッテリーの高電圧を遮断するためのものです。
    取り扱いを誤ると感電など、命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあります。
主な高電圧部位
  • 番号 説明
    1 ACインバーター
    2 車載充電器&DC/DCコンバーター
    3 リヤモーター
    4 サービスプラグ
    5 電気温水式ヒーター
    6 駆動用バッテリー
    7 フロントモーター
    8 ジェネレーター
    9 エアコンコンプレッサー
    10 パワードライブユニット (PDU)
    11 リヤモーターコントロールユニット (MCU)
    12 充電給電口
  • プラグインハイブリッドEVシステムは、最大で336Vの直流高電圧が使用されるため、システム起動中や起動後、車両が止まったときに高温になることがあります。車両に貼り付けらているラベルに従い、高電圧と高温に注意してください。
  • 駆動用バッテリーおよび関連部品には電圧がかかっており、常に駆動用バッテリーは満充電の状態であると考えてください。
  • READY(走行可能)表示灯が点灯しているとき、および充電ランプが点灯・点滅しているときは、高電圧システムが作動しているため、絶対に整備作業を行わないでください。