メンテナンスデータ

  • 日常点検、定期点検の内容およびエンジンオイルなど油脂類の交換時期については、別冊の「メンテナンスノート」に詳しく記載してありますのでお読みください。
  • 車両寸法(全長、全幅、全高)、車両重量、エンジン型式、排気量については車載の「自動車検査証」をお読みください。

燃料の量と種類

容量 使用燃料
約43L レギュラーガソリン
  • 必ず指定のガソリンを補給してください。
    JISまたは揮発油の品質の確保に関する法規が定めたガソリン規格に適合している、「いい!スリー」や「バイオ・ガソリン」などのバイオ燃料混合ガソリンを使用することもできます。
  • 軽油、粗悪ガソリン、高濃度アルコール混合燃料、水分除去剤や三菱自動車純正以外のガソリン添加剤を使用したり、水やその他の油脂類(薬品類)が混入すると次のような状態になるおそれがあります。
    • エンジンの始動性悪化
    • ノッキングの発生
    • エンジンの出力低下
    • 排気制御システムの機能不良
    • 燃料系部品の損傷による燃料漏れ
  • お車の使用状況によっては燃料タンク内の燃料が消費されず長期間滞留し、燃料の品質が変化し、エンジンや燃料系の部品に悪影響をおよぼす可能性があります。予防のため、次のことをお守りください。

エンジンオイルの量と種類

項目 容量 規格/粘度番号 三菱自動車純正銘柄
エンジンオイル 約4.6L
(オイルフィルター内約0.3Lを含む)
API分類 ILSAC規格 SAE粘度番号
SP GF-6A 0W-20
SN GF-5 5W-30
10W-30
  • エンジンオイルは外気温に応じた粘度のものを使用してください。
ダイヤクイーン
  • 三菱自動車純正銘柄のエンジンオイルの使用をおすすめします。
  • 0W-20は上記表の使用銘柄の中では、最も省燃費性に優れたオイルです。
  • 悪路や山道、登降坂路の走行、短距離走行の繰り返しなど厳しい条件(シビアコンディション)での走行は通常走行と比べてエンジンオイルの劣化が早くなります。このような使われ方をしたときは通常より早めに交換してください。
  • 生産終了などの理由により、該当するオイルが入手できなくなる場合があります。
    その場合は該当するオイルより上のグレードのオイルが使用可能となります。
    詳しくは三菱自動車販売会社にご相談ください。

オイル類の量と種類

項目 容量 使用銘柄
トランスアクスルオイル フロント 約3.46L 三菱自動車純正ATF SPIII
リヤ 約0.85L
  • トランスアクスルオイルは、指定の純正ATFを必ずご使用ください。それ以外のオイルを使用すると、トランスアクスルが破損するおそれがあります。
項目 容量 使用銘柄
フロントモーターオイル 約2.2L 三菱自動車純正CVTF-J4+
ブレーキ液 所要 三菱自動車純正ブレーキフルードスーパー4(DOT4)

冷却水の量と種類

項目 容量 使用銘柄
エンジン冷却水
(コンデンスタンク内約0.65Lを含む)
除く、電気温水式ヒーター付き車 約6.5L 三菱自動車純正
スーパーロングライフクーラントプレミアム
電気温水式ヒーター付き車 約7.5L
モーター冷却水
(コンデンスタンク内約1.07Lを含む)
約6.5L

ウォッシャー液の量と種類

項目 容量 使用銘柄
ウォッシャー液 約3.5L 三菱自動車純正ウォッシャー液

補機用バッテリーの種類

ケースサイズ 20時間率容量 (20HR) 性能基準値 (CCA)
LN2 59Ah 530A
  • 補機用バッテリーを接続するときは、+端子と-端子を間違えないように、+端子から先に接続してください。-端子から接続した場合、万一、+端子が他部品に接触すると火花が発生し、補機用バッテリーが爆発するおそれがあります。
  • 駆動用バッテリー充電中に補機用バッテリーを取り外さないでください。
    補機用バッテリーは、駆動用バッテリー充電中に自動的に充電されているため、取り外すと感電など、命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあります。
  • 補機用バッテリーを外した際は、エンジンを強制運転するための制御タイマーがリセットされます。リセット後にエンジンが始動しない状態が続くと燃料噴射装置が目詰まりを起こす可能性があるため、バッテリーチャージモードを使用してエンジンを始動させるようにしてください。ただし、駆動用バッテリーが満充電付近の場合はバッテリーチャージモードを選択しても切り換わらない場合があります。その場合は、駆動用バッテリー残量が減ってからもう一度バッテリーチャージモードを選択してください。バッテリーセーブ/チャージモードスイッチ
  • 補機用バッテリーを交換するときは、三菱自動車販売会社にご相談ください。

点火プラグ

点火プラグの点検、交換は三菱自動車販売会社に依頼してください。

整備基準値

項目 サービスデータ
ブレーキペダル 遊び 3~8mm
踏み込んだときの床板とのすき間(踏力約500N{約50kgf}) 80mm以上
ベルトのたわみ量
(ベルトの中央部を約100N{約10kgf}の力で押す。)
1.ウォーターポンププーリー
2.クランクシャフトプーリー
20.5mm以下(参考値)
ベルトのたわみ量と交換については、三菱自動車販売会社にお問い合わせください。