キーレスエントリーシステム
キーレスオペレーションキーのスイッチですべてのドア、テールゲートおよび充電リッドの施錠・解錠やドアミラーを操作することができます。
三菱リモートコントロール付き車は、タイマー充電を一時的に解除することができます。
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番号 説明 1 LOCKスイッチ 2 UNLOCKスイッチ 3 エレクトリックテールゲートスイッチ 4 作動表示灯 5 タイマー充電キャンセルスイッチ
- 近くにTV塔や変電所、放送局があるなど周囲の状況によりキーレスオペレーションキーのスイッチの作動距離が変わることがあります。
- 次のようなときは、キーレスオペレーションキーのスイッチは作動しません。
- ドア、テールゲートが開いている、または半ドアのとき(施錠時)
- パワースイッチの電源モードがOFF以外のとき
- 次のときはキーレスオペレーションキーの電池の消耗が考えられます。
- 作動距離が短くなったとき
- 作動表示灯が暗い、または点灯しないとき
- タイマー充電キャンセルスイッチについては次の項をお読みください。三菱リモートコントロール
- エレクトリックテールゲートスイッチについては次の項をお読みください。エレクトリックテールゲートの操作
ドアおよびテールゲートの施錠・解錠
LOCKスイッチを押すとすべてのドアおよびテールゲートが施錠し、UNLOCKスイッチを押すとすべてのドアおよびテールゲートが解錠します。
UNLOCKスイッチを押して解錠しても約30秒以内にドアまたはテールゲートを開けなければ自動的に施錠されます。
- 運転席ドアの施錠・解錠に合わせて、充電リッドも施錠・解錠します。
ただし、READY(走行可能)表示灯が点灯しているときは、充電リッドは解錠されません。 - UNLOCKスイッチを押すと車幅灯が約30秒点灯します。
詳しくは次の項をお読みください。ウェルカムライト - キーレスオペレーションキーのスイッチですべてのドアおよびテールゲートを施錠・解錠すると、ドアミラーは自動格納・自動復帰します。
詳しくは次の項をお読みください。ドアミラー - UNLOCKスイッチを押した後、自動的に施錠されるまでの時間を調整することができます。詳しくは三菱自動車販売会社にご相談ください。
また、スマートフォン連携ナビゲーションの画面操作で調整することもできます。詳しくは別冊の取扱説明書をお読みください。
施錠・解錠時の作動確認
次の通り作動を確認することができます。ただし、ルームランプの点灯はスイッチが中間()の位置にあるときに限られます。
- 施錠時:
- 非常点滅灯が1回点滅
- 解錠時:
- ルームランプが約15秒間点灯し、非常点滅灯が2回点滅
- 次の機能を変更することができます。
- 作動確認の機能(非常点滅灯の点滅)を施錠時のみ、または解錠時のみにする。
- 作動確認の機能(非常点滅灯の点滅)を働かなくする。
- 作動確認の機能(非常点滅灯の点滅)の点滅回数を変更する。
- 作動確認のブザーを鳴らす。
また、スマートフォン連携ナビゲーションの画面操作で変更することもできます。詳しくは別冊の取扱説明書をお読みください。
ドアミラーの格納・復帰
LOCKスイッチを押して施錠するとドアミラーが自動で格納します。
UNLOCKスイッチを押して解錠するとドアミラーは元の位置に戻ります。
- 次の機能に変更することができます。
- 運転席ドアを閉め、パワースイッチの電源モードをONにすると自動復帰する。
また、電源モードをOFFまたはACCにした後、運転席ドアを開くと自動格納する。 - 走行スピードが約30km/hになると自動復帰する。
- 格納スイッチ以外での操作をできなくする。
また、スマートフォン連携ナビゲーションの画面操作で変更することもできます。詳しくは別冊の取扱説明書をお読みください。 - 運転席ドアを閉め、パワースイッチの電源モードをONにすると自動復帰する。
運転席ドア限定アンロック機能
運転席以外のドアからの不正侵入を防止するため、キーレスエントリーシステムまたはキーレスオペレーション機能で解錠されるドアを運転席のみに限定することができます。
この機能をありにした場合、キーレスオペレーションキーのUNLOCKスイッチ、または運転席ドアのスイッチを続けて2回押すことにより、すべてのドアおよびテールゲートを解錠することが可能です。
工場出荷時は、UNLOCKスイッチ、または運転席ドアスイッチを1回押すと、すべてのドアおよびテールゲートが解錠する設定になっています。
設定を変更するときは、次の項の手順に従って操作してください。運転席ドア限定アンロック機能の設定のしかたまた、スマートフォン連携ナビゲーションの画面操作で設定を変更することもできます。詳しくは別冊の取扱説明書をお読みください。
運転席ドア限定アンロック機能の設定のしかた
設定を変更するときは、次の手順に従って操作してください。
- パワースイッチの電源モードをOFFにします。
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ライトスイッチをAUTO位置にして、運転席ドアを開いたままにします。
- LOCKスイッチを押して保持し続けます。
- 約4秒経過後に、UNLOCKスイッチを押し続けます。
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LOCKスイッチを離した後にUNLOCKスイッチを離します。(手順3.から5.の操作は10秒以内に行ってください。)
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設定状態をブザーの回数によって確認します。
ブザーの回数 運転席ドア限定アンロック機能の設定状態 1回
(機能なし)- UNLOCKスイッチを1回押すとすべてのドア、テールゲートおよび充電リッドを解錠する
- 運転席ドア、助手席ドアのスイッチを押す、またはテールゲートのOPENスイッチを押すとすべてのドア、テールゲートおよび充電リッドが解錠する(工場出荷状態)
2回
(機能あり)- UNLOCKスイッチまたは運転席ドアのスイッチを1回押すと運転席ドアおよび充電リッドのみ解錠し、続けて2回押すとすべてのドア、テールゲートおよび充電リッドを解錠する
やり直すときは手順3.からもう一度操作してください。
- 運転席ドア限定アンロック機能の設定のしかたが分かりにくいときは、三菱自動車販売会社にご相談ください。
- 運転席ドアの解錠に合わせて、充電リッドも解錠します。ただし、READY(走行可能)表示灯が点灯しているときは、充電リッドは解錠されません。
電池交換のしかた
電池交換をする前に部屋のドアノブなどの金属部分に触れて、身体の静電気を除去してください。
- 電池および取り外した部品は、誤ってお子さまが飲み込まないように注意してください。
- 電池交換をする際は、キーを破損するおそれがあるため、三菱自動車販売会社での交換をおすすめします。
- キーは信号発信機が内蔵された精密な電子機器部品です。故障を防ぐため、内部の金属部分や回路に触れないでください。また、水やゴミを付着させないでください。
- 電池は三菱自動車販売会社、時計店またはカメラ店などでお買い求めください。
使用電池:CR2032
- エマージェンシーキーを取り外します。エマージェンシーキー
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三菱マークを上にして、先端に布をかぶせたマイナスドライバーなどを差し込んでケースを開きます。
- 新しい電池は+極を上にして取り付けます。
- 取り付けるときは、取り外したときと逆の手順で行います。