駆動用バッテリーの充電方法
駆動用バッテリーを充電するには次の方法があります。
種類 | 充電給電口*1 | 充電コネクター | 電源 | 充電時間*2 | 参照 |
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普通充電 (AC 200V) |
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約4.5時間 | 普通充電のしかた(AC 200Vコンセント*1またはAC 100Vコンセント*2での充電方法) |
普通充電 (AC 100V)*3 |
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約14.5時間 | |||
急速充電 | ![]() |
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約25分*4(満充電の80%まで) | 急速充電・V2H充電・V2H給電のしかた |
V2H 充電*5*6 | ![]() |
V2H機器やご家庭の電力事情により異なります。 |
- 充電給電口は車両の右側後方にあります。
- 充電時間は駆動用バッテリーの状態、車両の使用環境、急速充電器またはV2H機器の仕様によって異なります。また、高温および低温時ならびに電装品使用時には充電時間が長くなる場合があります。
- AC 100V用の普通充電ケーブルは、標準装備されておりません。必要なときは、三菱自動車販売会社でお買い求めください。
- 急速充電器の出力が50kW仕様の場合の充電時間です。
- V2H充電をするためには、V2H機器の設置が必要です。詳しくは、次の項をお読みください。V2H(ヴィーツーエッチ)とは
- V2H充電の方法については、次の項をお読みください。急速充電・V2H充電・V2H給電のしかた
V2H(ヴィーツーエッチ)とは
「Vehicle to Home」の略で、車両の電力を家庭用の電力供給源として利用することができます。
急速充電と同じCHAdeMO(チャデモ)規格の急速充電コネクターを使い、車両と自宅などの双方向充電を行うものです。
V2H機器から車両へ充電を行うことを「V2H充電」、V2H本体を経由して車両から自宅へ電力供給することを「V2H給電」といいます。
V2Hの詳細については、PHEV to HOME販売カタログまたは、各V2Hメーカーのカタログ、取扱説明書などでご確認していただくか、V2Hメーカーにお問い合わせください。
- 普通充電は、AC 200V・AC 100Vいずれの場合も、20A以上の専用分岐回路に接続されたEV充電用コンセントを使用してください。
また、電源回路には漏電遮断器を設置し、コンセントには必ずアース接続を行ってください。EV充電用以外のコンセントを使用した場合、または専用の電源回路を使わない場合は配線の異常発熱、ブレーカーによる電気回路の遮断、他の電気機器への悪影響などが発生することがあります。 - 設置場所が屋外、または雨水などでぬれる可能性がある場合には、防水処理されたEV充電用コンセントを使用してください。
- 雨や雪の日でも充電はできます。ただし、感電を防止するため次のことに注意してください。
- 充電給電口、充電コネクター、コンセント、プラグをぬれた手で触らない。
- 充電給電口、充電コネクター、コンセント、プラグの端子部がぬれないように接続する。
- 大雨、大雪、強風などの悪天候のときや、今後悪天候が予想されるときは、屋外での充電は行わない。
- 落雷のおそれがある場合は充電を行わない。万一、普通充電中に急に雷が鳴り出した場合は、車両および充電コネクターには触らず、ブレーカーをOFFにする。
- 充電給電口や充電コネクターに水が入ると漏電の原因となり、火災、感電のおそれがあります。充電リッドおよび中ぶたを空けたままにしたり、充電ケーブルを屋外に放置しないようご注意ください。
- 充電中にコンセントの接続部分が雪に埋もれてしまったときは、先にコンセントにつながっている手元スイッチまたはブレーカーをOFFにしてから、雪を除去してプラグを抜いてください。
充電中に車両が雪に埋もれてしまった場合も雪を除去してから、充電コネクターを抜いてください。 - 外出先で普通充電をする場合、普通充電器の一部は、この車両に対応していないことがあります。使用する前に、この車両に対応していることを普通充電器の管理者または充電器メーカーにお問い合わせください。また、充電作業は充電器本体に表示された操作手順に従って行ってください。
- 充電や外部給電を使用するとき以外は、充電リッドを開けないでください。
- 普通充電は、公共用および家庭用に市販された充電ケーブル付き普通充電器を使用して行うことも可能です。ただし、これらの充電器には、お客様のお車に対応していないものや、車載の普通充電ケーブルと同じ条件で充電ができない場合がありますので、各充電器の取扱説明書および仕様を確認してから、ご使用ください。
- 駆動用バッテリーの容量を維持するため、次のことをおすすめします。
- 急速充電のみを繰り返し行う場合、2週間に1回程度は、普通充電で満充電にする。
- 満充電付近で充電を繰り返さない。
- できるだけ普通充電で充電する。
- 普通充電コネクターと急速充電コネクターを同時に差し込まないでください。同時に差し込むと普通充電ができない場合があります。
- 充電中、パワースイッチの電源モードがOFFでも、駆動用バッテリーを冷却するためのエアコンコンプレッサーなどの作動音が聞こえることがありますが、異常ではありません。
- 駆動用バッテリー冷却システムはエアコンシステムの一部を利用するため、自動的にエアコンコンプレッサーが作動します。
充電後車体下がぬれていても、透明でサラサラしていればエアコンの除湿水であり異常ではありません。 - 長期間お車を使用されない場合は、3ヶ月ごとに駆動用バッテリー残量表示の目盛を確認してください。
目盛が0の場合は、目盛が表示されるまで充電するかプラグインハイブリッドEVシステムを起動して自動で始動したエンジンが停止するのを待ってからパワースイッチの電源モードをOFFにしてください。 - 普通充電中に停電が発生したときは、電気の復旧とともに充電も自動的に再開されます。
- 充電リッドが施錠されているときに充電リッドの後方を押さないでください。
運転席ドアを解錠したとき、充電リッドが不意に開くおそれがあります。 -
バッテリーチャージモードで駆動用バッテリーを満充電近くまで充電することができます。バッテリーセーブ/チャージモードスイッチバッテリーチャージモード