極寒時の注意事項と対処方法

バッテリー温度により、つぎのような現象になる場合があるので、それぞれの対処方法を行ってください。

バッテリー温度表示 現象 対処方法
走行に関して
  • モーター出力が制限され、動力性能が低下する場合があります。
    また、EVプライオリティモードが使用できません。
  • 動力性能の低下を補うためエンジンを始動します。
  • 周りの車両と同程度の速度が出せる場合は走行を続けてください。
  • 周りの車両と同程度の速度が出せない場合は、安全な場所へ停止し充電するか、安全に十分注意して走行してください。
  • 回生ブレーキ力が低下する場合があります。
  • 減速するときは、ブレーキペダルを踏み足してください。
充電に関して
  • パワースイッチの電源モードをOFFにしたときに「充電して下さい」と警告が出た場合は、充電してください。
  • 充電時間が延びる場合があります。また、満充電にならない場合があります。
  • 警告に従い充電してください。
  • 走行後すぐなど、駆動用バッテリーが冷える前に充電してください。
走行に関して
  • 駆動用バッテリーの残量が少ない場合、起動直後にエンジンが掛かりにくいことがあります。
  • エンジンが始動しやすいように、前照灯、ワイパー、シートヒーター等の電装品をOFFにしてください。
充電に関して
  • 充電ができなくなる場合があります。
  • パワースイッチの電源モードをOFFにしたときに「充電して下さい」と警告が出た場合は、充電してください。
  • 警告に従い充電してください。

-30℃以下
走行に関して
  • 駆動用バッテリー低温警告表示が表示されるとプラグインハイブリッドEVシステムが起動しない場合があります。
  • 日中、気温が上がるのを待つなどして、駆動用バッテリー周辺温度が上がってから、起動してください。
充電に関して
  • 充電ができません。
  • 充電中に駆動用バッテリー温度が低下し、充電が途中で停止した場合は、自動的にパワースイッチの電源モードがOFFになります。
  • 気温が上昇するのを待つなどして、駆動用バッテリ-周辺温度が上がってから、起動して下さい。