パワースイッチ
READY(走行可能)表示灯が点灯すると、走行できるようになります。
プラグインハイブリッドEVシステムの起動のしかた
- 充電コネクターが車両に接続されていないことを確認します。
- アクセルペダルとブレーキペダルの位置を確認し、正しい運転姿勢(正しい運転姿勢について)がとれるようにハンドル、シート、ミラーを調節します。
- 電動パーキングブレーキがかかっていることを確認します。
-
ブレーキペダル
をしっかりと踏み込みながら、パワースイッチ
を1回押します。
メーター内のREADY(走行可能)表示灯が点滅から点灯に変わるまで、ブレーキを踏み続けてください。 - メーター内のREADY(走行可能)表示灯が点滅から点灯に変わると、プラグインハイブリッドEVシステムの起動は完了し、走行できるようになります。
- プラグインハイブリッドEVシステムを起動する前にペダルの位置を確認する。
ペダルの踏み間違いは思わぬ事故につながります。右足でアクセルペダルとブレーキペダルを交互に踏み、その位置を確実に覚えてください。 - 換気の悪い場所では、暖機運転をしたりプラグインハイブリッドEVシステムを長時間作動したままにしない。
排気ガスが車両周辺に滞留したり、車室内に侵入したりすることで、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。一酸化炭素を吸い込むと、意識が薄れて事故につながるおそれがあるほか、死亡または重大な傷害につながるおそれがあります。 - プラグインハイブリッドEVシステムを起動するときは、必ず運転席に座る。
運転席以外から行うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
- セレクターレバーを操作した位置で保持したままパワースイッチを押さない。
- プラグインハイブリッドEVシステムの起動/停止を何度も繰り返さない
短時間のうちにプラグインハイブリッドEVシステムの起動/停止を繰り返すと、駆動用バッテリーの保護機能が作動して、プラグインハイブリッドEVシステムを起動できなくなることがあります。
詳しくは、プラグインハイブリッドEVシステムの起動や充電ができないときはをお読みください。
- メーター内のREADY(走行可能)表示灯が点灯する前にブレーキから足を離すと、システムは起動せず、READY(走行可能)表示灯は消灯します。
- キーレスオペレーションキー機能のON・OFFを切り替えることができます。詳しくは三菱自動車販売会社にご相談ください。
- プラグインハイブリッドEVシステム起動前のブレーキペダル操作などにより、ブレーキペダルが硬くなっている場合があります。この場合、ブレーキペダルを軽く踏んだ状態ではペダル踏み込み操作が検知されず、プラグインハイブリッドEVシステムが起動しません。ブレーキペダルを通常よりも強く踏み込んでください。
- ブレーキペダルを踏んだり離したりしたとき、“カチッ”と音が聞こえることがありますが異常ではありません。
-
キーが作動範囲(車室内)にあるときに、プラグインハイブリッドEVシステムを起動することができます。
- キーレスオペレーションキーが作動範囲内にあっても、グローブボックスなどの小物入れやインストルメントパネル周辺、ドアポケットまたはラゲッジルームなどにあるときは、プラグインハイブリッドEVシステムの起動ができないことがあります。
- キーレスオペレーションキーが車外にあっても、ドアやドアガラスのすぐ近くにあるときは、プラグインハイブリッドEVシステムの起動またはパワースイッチの電源モードの切り替えができることがあります。
- READY(走行可能)表示灯が点灯しない場合は、パワースイッチの電源モードをいったんOFFにし、約10秒以上待ってからパワースイッチを押してプラグインハイブリッドEVシステムを起動してください。
プラグインハイブリッドEVシステム停止のしかた
- ブレーキペダルを踏んで、車両を完全に停車させます。
-
セレクターレバーにある(P)スイッチを押し、シフトポジションを
に切り替えます。
シフトポジションの切り替え方法 - ブレーキペダルを踏んだまま電動パーキングブレーキをかけます。
電動パーキングブレーキのかけかた/解除の仕方 -
パワースイッチを押します。
READY(走行可能)表示灯が消灯していることを確認したら、ブレーキペダルからゆっくりと足を離します。
- パワースイッチの電源モードをOFFにするときは、電動パーキングブレーキを確実にかけ、シフトポジションが
であることを確認する。
車両が動き出し、思わぬ事故につながるおそれがあります。
- パワースイッチの電源モードをOFFにしても、エンジンルーム内の温度が高ければ、冷却ファンがしばらくの間は作動し続けます。
そのため、パワースイッチの電源モードをOFFにしてからも冷却ファンの作動音が聞こえることがありますが異常ではありません。
一定時間作動したあと、冷却ファンは自動的に停止します。 - プラグインハイブリッドEVシステムを停止してから約6時間後に、車体下から作動音が数分間聞こえることがあります。これは燃料システムの漏れをチェックする音であり、異常ではありません。
パワースイッチの電源モードの切り替えかた
ブレーキペダルを踏まずにパワースイッチを押すと、次のように電源モードが切り替わります。
-
モード 働き OFF スマートフォン連携ナビゲーションなどが使える位置
(ACC状態のとき)
プラグインハイブリッドEVシステムを停止する位置ON すべての電装品が使用できます。
- 補機用バッテリーあがりを防止するため、電装品(スマートフォン連携ナビゲーションやアクセサリーソケットなど)はプラグインハイブリッドEVシステムを起動した状態でご使用ください。プラグインハイブリッドEVシステムを起動しないときは、電装品を長時間使用することや同時に複数使用することは避けてください。
- ブレーキペダルを踏みながらパワースイッチを押すと、プラグインハイブリッドEVシステムが起動してメーター内のREADY(走行可能)表示灯が点灯します。
プラグインハイブリッドEVシステムの起動のしかた - パワースイッチの電源モードがOFFの位置でも、ACC状態のときはスマートフォン連携ナビゲーションなどの電装品を使うことができます。
ACC状態については、ACC電源オートオン/オフ機能をお読みください。
プラグインハイブリッドEVシステムの非常停止のしかた
緊急時など、走行中に強制的にプラグインハイブリッドEVシステムを停止させるときは、次のいずれかの操作を行ってください。
- パワースイッチをすばやく3回押す。
- パワースイッチを2秒以上押し続ける。
- 非常停止を行うときは、可能な限り減速してから行う。
非常停止後は、ブレーキの効きが悪くなり、ハンドルも重くなるため、車両のコントロールが難しくなります。