ワイパー・ウォッシャースイッチ

パワースイッチの電源モードがONのときに使用できます。

フロントワイパーの使いかた

  • スイッチを動かすと、次のように作動します。
  • スイッチを操作するとメーターにスイッチ位置が表示されます。
  • スイッチ位置 作動
    スイッチを上げている間作動します。
    手を離すとOFFに戻ります。
    OFF 停止します。
    AUTO 自動制御で作動します。
    スイッチを回し、雨滴感知のセンサー感度を調節します。
    雨滴感知式ワイパーの使いかた
    低速で連続して作動します。
    高速で連続して作動します。

雨滴感知式ワイパーの使いかた

  • スイッチ位置がAUTOのとき、雨滴感知センサーによって降雨を感知し、降雨量と車速に応じて作動(低速および高速)の調節を自動で行います。
  • センサーの感度を調節するときは、スイッチを回します。
    • 高感度:雨滴感知センサーの感度が高くなります。
    • 低感度:雨滴感知センサーの感度が低くなります。

  • パワースイッチの電源モードがONでスイッチ位置をAUTOにしているとき、雨滴感知センサー上部のフロントガラスに手で触れたり、水分を含んだ布などを近づけたりするとワイパーが作動することがあります。ケガや、ワイパーの破損につながるおそれがありますので、注意してください。また、洗車時には、スイッチ位置を必ずOFFにしてください。

  • 降雨時でも雨滴が雨滴感知センサーにあたらないと、雨滴感知センサーが降雨を検知しないためワイパーが作動しない場合があります。
  • 雨滴感知センサーに泥、指紋、油膜、虫などが付着したり、排気ガスをあびたりするとワイパーが作動することがあります。また、夜間などは目視しづらいわずかな水滴も検知し、ワイパーが作動することがあります。
    降雨時以外はなるべくスイッチ位置をOFFにしてください。
  • フロントガラスに撥水処理を施している場合は、施工していないときに比べ、雨滴が流れやすくなるため、雨滴感知センサーが降雨量が多いと感知してワイパーの作動回数が多くなる場合があります。
  • ワイパーブレードの長さや形状が異なると、正常に作動しないことがあります。サイズにあった三菱自動車純正品をおすすめします。
  • パワースイッチの電源モードがONのとき、スイッチ位置をAUTOにすると、1回ワイパーが作動し、その後は雨滴量に応じてワイパーが作動します。
  • スイッチ位置をAUTOにしているとき、パワースイッチの電源モードをONにすると、雨滴感知センサーが雨滴を検知した場合のみワイパーが作動します。
  • マルチインフォメーションディスプレイで「設定」⇒「車両設定」⇒「ワイパー」⇒「雨滴感知」を選択すると、雨滴感知機能のON・OFFを切り替えることができます。
    設定の詳細については、車両設定をお読みください。
    マルチインフォメーションディスプレイとは(メインメニュー)
    車両設定

リヤワイパーの使いかた

スイッチを回すと、次のように作動します。
スイッチを操作するとメーターにスイッチ位置が表示されます。

  • スイッチ位置 作動
    OFF 停止します。
    間けつで作動します。
    低速で連続して作動します。

マルチインフォメーションディスプレイで「設定」⇒「画面カスタマイズ」⇒「オペレーションガイダンス」⇒「ワイパー」⇒「リヤ」を選択すると、ワイパースイッチを動かしたときにメーターに表示する機能のON・OFFを切り替えることができます。
設定の詳細については、画面カスタマイズをお読みください。
マルチインフォメーションディスプレイとは(メインメニュー)
画面カスタマイズ

リバース連動機能
  • フロントワイパー作動中にシフトポジションをにすると、リヤワイパーが間けつで作動します。
  • リバース連動機能の設定を変更することができます。
    車両設定

ウォッシャーの使いかた

フロントウォッシャー

  • スイッチを手前に引くと、ウォッシャー液が噴射します。
  • スイッチを引いている間はウォッシャー液の噴射とワイパーの作動が続き、レバーを離すとワイパーが数回作動してから停止します。

リヤウォッシャー

  • スイッチを車両前方に押すと、ウォッシャー液が噴射します。
  • スイッチを押している間はウォッシャー液の噴射とワイパーの作動が続き、レバーを離すとワイパーが数回作動してから停止します。

ヘッドライトウォッシャー

  • ヘッドライトが点灯しており、パワースイッチの電源モードがONの位置にある場合、以下の条件で作動します。
    • パワースイッチの電源モードがONになってから初めてフロントウォッシャーを作動させたとき。以降、フロントウォッシャーを10回作動させるごとに1度作動します。
    • スイッチを手前に引き続けたとき。

ワイパー・ウォッシャーを使うときの注意事項

  • 寒冷時は、ウォッシャー液を噴射する前に、ヒーターでガラスを温める。また、ウォッシャー液は外気温に合わせた希釈割合にする。
    寒冷時は、ガラスに吹きつけられたウォッシャー液が凍結し、視界を妨げ、思わぬ事故につながるおそれがあります。
  • ワイパー作動中、雪などの障害物によりワイパーが作動できなくなると、モーター保護のためにワイパーの作動が停止することがあります。その場合は、スイッチをOFFにし障害物を取り除いたあと、モーターが冷えるまで(約1分間程度)待ってから、再度スイッチを操作してください。ワイパーが作動を開始します。
  • 凍結などでワイパーゴムがガラスに張り付いているときは、ワイパーを作動させないでください。ワイパーが損傷したり、モーターが故障するおそれがあります。
  • ワイパーゴムが凍結によりガラスに張り付いているときは、次の操作を行いガラスを温めてください。
    • フロントガラス:エアコンのデフロスタースイッチをONにするか、ワイパーデアイサー(タイプ別装備)を使用してください。
    • リヤガラス:リヤデフォッガーを使用してください。
  • 窓ガラスが乾いているときは、ウォッシャー液を噴射してからワイパーをご使用ください。ガラスが乾いた状態でワイパーを使用すると、ガラスやブレード(ゴム部)を傷つけるおそれがあります。
  • ウォッシャー液が出ないときは、連続して30秒以上作動させないでください。モーターが故障する原因となります。
  • ウォッシャー液を補給しても液が出ないときは、三菱自動車販売会社にご相談ください。
  • 噴射方向がずれた場合は、目詰まりのおそれがあるため、三菱自動車販売会社にご相談ください。