お子さまを乗せるときに注意すること

お子さまを乗せるときは、次のことに注意してください。

お子さまにもシートベルトを着用する
  • お子さまにも必ずシートベルトを着用させる。
    お子さまをひざの上に抱いていると、衝突時などにお子さまを支えることができず、お子さまが重大な傷害を受けるおそれがあります。
    シートベルトの着用のしかた
小さなお子さまにはチャイルドシートを使用する
  • シートベルトが首や顔に当たるなど、適正な着用ができない小さなお子さまには、チャイルドシートを使用する。
    チャイルドシート
チャイルドシートはリヤ(セカンド)シートに取り付ける
  • チャイルドシートはリヤ(セカンド)シートに取り付け、走行する前に確実に固定されていることを確認する。
    固定方法および取り扱いかたは、チャイルドシートに付属の取扱説明書に従ってください。
  • 助手席には、チャイルドシートを後ろ向きに取り付けない。
    SRSエアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、死亡または重大な傷害につながるおそれがあります。やむをえず助手席に取り付けるときは、シートをできるだけ後ろに下げ、必ず前向きに取り付けてください。

  • 6才未満のお子さまはチャイルドシートの使用が法律で義務付けられています。
  • チャイルドシートは使用していないときでもシートにしっかりと固定するか、ラゲッジルーム(荷室)などに収納する。
    車室内に放置したままにすると、急ブレーキ時などに思わぬ事故につながるおそれがあります。
お子さまはリヤ(セカンド)シート/サードシートに乗せる
  • お子さまを助手席に乗せるのは避ける。
    お子さまの動作が気になったり、スイッチ、レバー類のいたずらなど安全運転の妨げになるおそれがあります。
    また、助手席SRSエアバッグの格納部に近づいていると、万一の事故などでSRSエアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、重大な傷害につながるおそれがあります。
ドア、ウインドウなどは大人が操作する
  • ドアやウインドウなどの開閉は、お子さまには操作させない。
    開閉時に手、首、足などを挟んだりして、重大な傷害につながるおそれがあります。
  • チャイルドプルーフ(チャイルドプルーフ)やパワーウインドウロックスイッチ(パワーウインドウの開けかた、閉めかた)を使用し、お子さまが操作できないようにしてください。
窓から手や顔を出さない
  • お子さまが腕や顔を出さないように注意する。
    急ブレーキ時に窓枠などにぶつかったり、車外の障害物に当たったりして、重大な傷害につながるおそれがあります。
車室内にお子さまだけを残さない
  • 車から離れるときは、必ずお子さまを一緒に降ろす。
    炎天下での車内は高温となるため、熱射病になったり最悪の場合は死亡につながるおそれがあります。
  • お子さまのいたずらで車の発進、火災など、思わぬ事故につながるおそれがあります。
  • 後方へシートを移動したり背もたれを倒すときは、チャイルドシートに座ったお子様に十分注意する。
    お子さまがシートとチャイルドシートの間に挟まれるおそれがあります。