フューエルリッド(燃料補給口)
燃料補給口は助手席側の車両後方にあります。
燃料の補給
燃料タンクの容量は約53ℓです。
エンジン型式 | 指定燃料 |
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4B12 | レギュラーガソリン |
- 必ず指定のガソリンを補給してください。
JISまたは揮発油の品質の確保に関する法規が定めたガソリン規格に適合している、「いい!スリー」や「バイオ・ガソリン」などのバイオ燃料混合ガソリンを使用することもできます。 - 軽油、粗悪ガソリン、高濃度アルコール混合燃料、水分除去剤や三菱自動車純正以外のガソリン添加剤を使用したり、水やその他の油脂類(薬品類)が混入すると次のような状態になるおそれがあります。
- エンジンの始動性悪化
- ノッキングの発生
- エンジンの出力低下
- 排気制御システムの機能不良
- 燃料系部品の損傷による燃料漏れ
- お車の使用状況によっては燃料タンク内の燃料が消費されず長期間滞留し、燃料の品質が変化し、エンジンや燃料系の部品に悪影響をおよぼす可能性があります。予防のため、次のことをお守りください。
- 3ヶ月以内に一度はバッテリーチャージモードを使用してエンジンを始動する。
CHARGE(バッテリーチャージ)モード - 3ヶ月以内に一度は1回で20ℓ以上給油してください。燃料残量計の表示が半分以下になれば、確実に20ℓ以上給油可能となります。
燃料残量計
- 3ヶ月以内に一度はバッテリーチャージモードを使用してエンジンを始動する。
開けかた、閉めかた
- 給油ノズルが自動的に停止したら給油を終了してください。
継ぎ足しを繰り返すと、燃料があふれ出て火災に繋がるおそれがあります。特に低流量で継ぎ足しを繰り返すと、満タン容量以上に燃料が入ってしまうおそれがあります。
- 給油する前に、パワースイッチを押してプラグインハイブリッドEVシステムを停止させてください。
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運転席右下のフューエルリッド(燃料補給口)オープンスイッチを押します。
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フューエルリッド(燃料補給口)オープンスイッチを押すと、メーターの表示がつぎのとおり変わります。
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- 補給口から燃料が吹き返すのを防ぐために、燃料タンク内の圧力が自動的に開放されます。
- フューエルキャップを開ける前に、インフォメーション画面に給油準備完了表示(警告メッセージ)が表示されたことを確認してください。
燃料タンク内の圧力が高い場合は、準備が完了するまでに数十秒かかる場合があります。 -
フューエルキャップのツマミを持ち、ゆっくり左に回して外します。補給時、キャップはリッドのステーに置きます。
- 閉めるときは、フューエルキャップをカチッと1回音が鳴るまで右に回して閉めます。
- フューエルリッド(燃料補給口)をカチッと音がするまで押して閉じます。
- キャップは確実に閉める。
閉まっていないと走行中に燃料が漏れ、火災につながるおそれがあります。 - 三菱自動車純正品以外のキャップは使用しない。
- システムに異常があるときは、インフォメーション画面に次の警告が表示され、フューエルリッド(燃料補給口)は開けることができなくなります。
できるだけ早く三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
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フューエルリッド(燃料補給口)が開いたまま走行すると、インフォメーション画面に警告が表示されます。
- 補機用バッテリーが上がっているとき、または電圧不足のときは、燃料タンク内の圧力を開放することができず、フューエルリッド(燃料補給口)を開けることができなくなります。
- 燃料は必ず指定された燃料をご使用ください。
- 万一、燃料給油口が解錠できないときは、応急処置としてラゲッジルーム左側面のリッドを開けて解錠することができます。
緊急時の燃料給油口の開けかた
燃料補給時の注意事項
- 燃料を補給するときは火気厳禁です。燃料は引火しやすいため火災や爆発のおそれがあります。
- 必ずパワースイッチの電源モードをOFFにする
- タバコ、ライター、携帯電話などは使用しない
- フューエルキャップを外す前に車体や給油機の金属部分に触れて、必ず身体の静電気を除去してください。静電気を帯びていると、放電による火花で気化した燃料に引火するおそれがあります。
- リッド(補給口)の開閉、フューエルキャップの取り付け、取り外しなど、給油操作は必ず一人で行い、補給口に他の人を近づけないでください。
複数で行うと他の人が帯電していた場合、気化した燃料に引火するおそれがあります。 - 給油と充電を同時に行わないでください。充電に伴う動作で静電気を帯びた場合、放電による火花で気化した燃料に引火するおそれがあります。
- 給油が終わるまで補給口から離れないでください。途中、シートに座るなどすると、再帯電するおそれがあります。
- 急激にフューエルキャップを回さないでください。急激に回すと、燃料タンク内の圧力により、補給口から燃料が吹き返すおそれがあります。
- フューエルキャップを緩めたときにシューッという音がしたときは、音がしなくなるまで待ってから、フューエルキャップをゆっくり回してください。
- 気化した燃料を吸わないように注意してください。燃料には有毒な成分を含んでいるものもあります。
- 給油中はドアおよびドアガラスを閉めてください。車内に気化した燃料が侵入するおそれがあります。
- 補給口に給油ノズルを確実に差し込んでください。
給油ノズルが正しく差し込まれていないと、燃料がこぼれるおそれがあります。 -
給油中はピンを押さないでください。補給口から燃料が吹き返すおそれがあります。
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アクチュエーターを押してしまうと、フューエルリッド(燃料補給口)が閉められなくなります。もし、押してしまったときは、フューエルリッド(燃料補給口)オープンスイッチを押してください。
- フューエルリッド(燃料補給口)オープンスイッチを押した後、30分以内に給油を完了してください。
30分経過すると、燃料タンク内の圧力を開放する機能が働かず、燃料が吹き返すおそれがあります。
30分経過した場合は、フューエルキャップとフューエルリッド(燃料補給口)を閉めて、再度フューエルリッド(燃料補給口)オープンスイッチを押してください。 - フューエルキャップを閉めたときは、確実に閉まっていることを確認してください。確実に閉まっていないと燃料が漏れ、火災になるおそれがあります。
- 燃料をこぼさないように注意してください。塗装の変色、しみ、ひび割れの原因になります。付着したときは、柔らかい布などで拭き取ってください。
- ガソリンスタンドに掲示されている注意事項をお守りください。
- 給油方法についてご不明な点は、ガソリンスタンドの係員にご相談ください。